賢い結婚準備・プリナップ(婚前契約) (1)「自分の資産は自分で守る」は冷たいこと? 

結婚と財産の関係~「夫婦財産契約(プリナップ)」とは

 結婚は人生のパートナーシップですが、それまでに築き上げてきた預貯金や不動産は、あなたの努力の結晶です。「結婚したら財布は一緒」という考え方が一般的ですが、実は法律上、特段の取り決めがない限り、結婚後の財産は「共有」と推定されることが多くなります。
 ここで重要なのが「夫婦財産契約(プリナップ)」です。「自分の資産を守りたい」というのは、決して相手を信用していないわけではありません。
 むしろ、お金のトラブルを未然に防ぎ、関係を良好に保つための「大人のマナー」です。

 ただし、これだけは覚えておいてください。この契約は、婚姻届を提出する前に登記しなければ効力を持ちません。一度入籍してしまうと、後から財産管理のルールを契約で変更することは、民法上原則としてできないのです。「入籍してから考えよう」では手遅れになります。

大切な資産と新しい生活を守るために、プロポーズの次は契約書の準備を始めましょう。